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清原武則(きよはらたけのり)

作者略歴

1906年 熊本県上益城郡甲佐町に生まれる。

 熊本第一師範学校卒業。甲佐町の尋常小学校に赴任し、木山・春日の各尋常小学校、大牟田青年学校、満州の国民学校の教鞭をとった。戦後は宇土郡郡浦(こうのうら)村(現 宇城市三角町郡浦)へ引き揚げ、1948年から松合小学校に勤務。退職するまで17年間、白川中学校などを歴任した。

1934年 田代順七・松岡正直・大田黒幸・米村潤之らと共に、
          銀光会(東光会の熊本支部)を立ち上げる。

1935年 第3回銀光展初出品、受賞。

1936年 斉藤与里に師事。
          文展初入選、以後4回入選。
          第4回東光展初入選。

1939年 第7回東光展K氏奨励賞。

1940年 第8回東光展Y氏奨励賞。

1941年 第9回東光展会友推挙。

1947年 第3回日展入選。以後、1964年まで17回入選する。
          第13回東光展会員推挙。その後、東光会員委員、同会審査員になる。

1965年 熊本市立白川中学校を退職する。
          渡欧。
          帰国後、日展・東光展への出品を止める。

1966年 東京新宿小田急デパートで個展。
          その後、精力的に熊本日日新聞社などで個展・グループ展を開催し、
         1984年までに数十回に及んだ。

1972年 西山進・西村義人らと三樹社を結成し、第1展を開催(熊日画廊)。

1973年 三樹社第2回展(熊日画廊)。

1980年 清原武則・明生親子展(熊日画廊)。

1985年 死去(79歳)。
          遺作展(熊本市・アートスペース大宝堂)。

2015年 清原武則展~妙なる色彩、漂う叙情~(宇城市不知火美術館)。

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