• 図書館サイト
  • 美術館サイト
  • 利用者ポータル
  • サイト内検索
  • EN / 中文

元寇750年特別企画展『蒙古襲来絵詞のリアル -海底に残された元寇-』

鎌倉時代に元(モンゴル帝国)が日本に2度侵攻した出来事、元寇(げんこう)。
2024年は当時の日本を揺るがしたこの出来事から750年にあたります。

元寇の際に先陣を切って功績をおさめ、その後当時の様子を唯一現在に伝える国宝「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」を残した竹崎季長(たけざき すえなが)のゆかりの地が、現在の宇城市にあります。
季長は、元寇の戦いで恩賞として肥後国海東郷(ひごのくにかいとうごう:現在の宇城市小川町海東地区)の地頭(じとう)に任命され、所領の統治・発展にも貢献しました。

季長が作った「蒙古襲来絵詞」(国宝)には、元寇での戦いの様子が描かれており、元寇における唯一の視覚資料として知られています。
絵詞には、鷹島(たかしま:長崎県松浦市)沖での元軍との海戦も描かれており、鷹島沖の海底からは、絵詞に描かれたものとまったく同じ船が発見されました。
蒙古襲来絵詞に描かれていたことは、実際に季長が見た景色であることがわかったのです。

本展では、蒙古襲来絵詞(複製品)と、鷹島海底遺跡から実際に出土した元軍船の部材、積載品を展示し、季長の見た景色(リアル)を紹介します。

会期:2024年12月15日(日)~2025年1月26日(日) ※会期中無休
開館時間:9:00~18:00 (土曜日は21時まで) ※入場は閉館の30分前まで
会場:不知火美術館 展示室
入場料:無料
主催:宇城市教育委員会 文化スポーツ課

イベント受付
12月1日(日)よりカウンター又は電話(0964-32-6222)にて受付
※キャンセルの場合はあらかじめご連絡ください。

特別企画展 関連イベント

オープニングセレモニー&トーク
日時:12月15日(日) 9:00~10:30
会場:ブック&カフェエリア
定員:20名
参加費:無料
ゲスト:内野 義(うちの ただし)
松浦市教育委員会文化財課長(学芸員)

不知火美術館によるコラボ企画「海からやって来るものたち」
*詳細については当館ウェブサイトおよびSNSにて随時お知らせします。

ゲストアーティスト展示
元寇が海から対馬へ襲来したことに着目し、近世ヨーロッパで見られた珍品を集めた「驚異の部屋」の現代対馬版として、ゲストアーティスト・小宮 翔 氏が対馬の海で収集したものを展示します。
会期:2024年12月15日(日)~2025年1月26日(日) ※会期中無休
開館時間:9:00~21:00
会場:図書館エリア
入場料:無料

アーティスト・トーク
小宮氏の作品を実際に見ながら、対馬での生活をお話いただきます。
日時:2025年1月18日(土) 14:00~15:00
会場:ブック&カフェエリア
定員:20名
参加費:無料

ワークショップ ガンガゼランプ作り
対馬のガンガゼ(ウニ)の殻と宇城の海岸の流木などで照明を作ります。
日時:2025年1月19日(日) 13:00~16:30
会場:アトリエ(大)・若宮海水浴場
定員:10名
参加費:1,500円
※ワークショップにご参加の方は、アーティスト・トークにもご参加が必要です。
※アーティスト・トークのみの参加は可能です。

ゲストアーティスト 小宮 翔(こみや しょう)
対馬市出身。海岸に増える海洋漂着物や生態系の変化に危機感を覚え、漂着物作品を制作する。

TOP